人気ブログランキング |

たまにはブログもいいもんだ

goi51.exblog.jp
ブログトップ

<   2011年 08月 ( 5 )   > この月の画像一覧


2011年 08月 30日

日本一の会社

東北大震災の影響で送れていたBMW中古車センターが無事竣工しました。竣工式で北川社長が「日本一の会社を目指している」と日頃の思いを口に出されたのですが、この言葉が非常に印象的でした。「日本一」というのは。何を持って「日本一」なのかはわかりません。しかし、自分の会社の目指すところを端的に表現したこの言葉は、わかりやすく、社員にとっても向かうところが認識しやすいと思いました。

私もこの言葉を胸にもって事務所の運営にあたりたいと思いました。もちろん売り上げや、給料では日本一なんてことは及びもつきません。その代わり、所員が働くことに喜びを感じる、生き甲斐が生まれる、地域に貢献できる・・・・いろんな言葉が浮かびます。日本では終身雇用制度が崩れてきていますが、やはり何かのご縁で一緒に人生を過ごすのが会社であると考えれば、そういった時間の中で、みんなが自分を磨き、社会に貢献する喜びが共有できる、そしてそこで働くことに誇りが持てるそんな会社でありたいと思いました。

北川社長に感謝です、

by goi-51 | 2011-08-30 08:59
2011年 08月 29日

一人の少女の演説

先週末、JIA富山会が主催する彦根アンドレアさんの講演会に参加しました。アンドレアさんは3年前JIA環境建築賞の最優秀賞を受賞され、環境建築分野では有名な方です。彼女が取り組んでいる環境に負荷を掛けない建築手法は昨今特に注目が集まっているところです。私もいくつかの手法を取り入れて設計に取り組んでいますが、彼女が今のエネルギーを無駄に使っている社会に対する厳しい認識は私にはまだまだ足りないと率直に感じました。そういった彼女のものすごいこだわりや思いがその建築を創り上げていることがよくわかりました。

建築の話しもとても良かったのですが、講演の最後に紹介した1992年のリオデジャネイロ環境サミットにおける当時12才の少女セヴァン・スズキの演説が素晴らしいと思いました。当時日本で言えば小学校6年生にすぎない一人の少女が、子供の目で見た環境問題を大人に訴えてもので、何とも心を打つ内容でした。この地球環境を守っていく責任が私たちにあることを充分伝えてくれました。「彦根アンドレアのブログ」にアクセスすると動画でその映像が流れます。アンドレさんの心には常にセヴァン・スズキさんのあの演説があるのでしょう。

大人として考えさせられる一見に値する動画です。

by goi-51 | 2011-08-29 09:57
2011年 08月 28日

達成感

菅さんがようやく退任です。退任の記者会見で「自分なりの達成感がある」と述べたと報道されています。人間は誰しも目標を持って、その方向に向けて努力する事は重要であると思います。そして、その達成感こそ人生最大の喜びです。
しかし、その達成感が他の大きな犠牲の元になされるなら、これほど罪作りなことはありません。菅さんの達成感のために国があるのではありません。これとよく似たことは、人生いろんな場面であろうかと思います。

他山の石としたいものです。

by goi-51 | 2011-08-28 13:32
2011年 08月 20日

「あきらめない」と「あきらめる」

夏の甲子園もあと決勝戦を残すのみとなりましたが、昨日のニュースでは選手たちのインタビューでみんな共通の言葉を語っていると伝えていました。それは「最後まであきらめない」という言葉だそうです。これはご存じのように「なでしこジャパン」の選手たちがワールドカップで優勝したときに語った言葉です。菅さんもこれを聞き、自らの境遇にあてはめていたようです。東北の被災地の方々にも大きな勇気と希望を与えたと伝えられていますし、全国の多くのこどもたちにも夢を実現するために頑張ろうという大きなメッセージを発したと思います。一昨日国民栄誉賞を受賞しましたが、彼女たちが果たした役割は本当に大きいと思います。心からおめでとうと言いたいと思います。

「あきらめない」のか「あきらめる」のか、人生の選択は難しいですね。「あきらめない」で良かったといえるのは、勝利者だけの気もします。負けたけど「あきらめない」で良かったといえる人は幸福な人ですね。
勝利するまであきらめないのか?あきらめた方がいい場合もあるし、どんなことがあってもあきらめないで頑張ることも時には必要でしょう。

たかの友梨さんがいうように、自分の状況を見て自分で判断する以外ないようです。

by goi-51 | 2011-08-20 15:05
2011年 08月 19日

自己責任

この夏もいつの間にかお盆が過ぎ、暑い日々も終焉を迎えようとしているようです。今夏は何かと忙しなくて、所員一同あまり休みも取れない状態で申し訳なく思っているのですが、田舎の中小設計事務所の宿命かなとも思ってあきらめるほかありません。余談ながら美容エステの草分け的存在であるたかの友梨さんの評伝を今朝文藝春秋で読んだのですが、大変な苦労されて今日があることを知りました。彼女は「あきらめるということは物事を“あきらか”にして“認める” という意味。私は自分の状況を見極めて、あきらめます」と述べ、続けて「人生は努力ではどうにもならない。見極めることの方が必要。努力してもどうにもならないことがあるって、子供の頃。身に染みて知った」と結んでいます。含蓄のある言葉です。

さて昨日プロポーザルで設計者に選定頂いた石川県立桜丘高校の校長先生以下検討委員会の先生方と話し合う機会がありました。私たちの提案は図書メディアセンターを学校の中心に据え、内外に生徒たちの自主的活動を促す空間を配置しているところに特徴があります。階段状になった屋上緑化広場はこの提案の中心です。
この屋上広場に対して先生たちは「自分たち管理が行き届かない屋上に生徒たちを出せない」とかなり否定的な反応だったのにはがっかりしました。
話しをしていて何ともやりきれない気がしました。屋上広場にはもちろん安全対策の手すりを設け、よっぽど自分の意志でなければ転落などの事故が起きないように設えていくつもりですが、初めに屋上広場と耳にしただけで拒否反応が起きることに驚きます。これは、先生たちだけのせいではないと思っています。日本の社会が常にいい訳しか考えない社会となっていて、少しでも危険性があると責任問題となってしまう、そのことを避けたいという胸の内がよく見えます。日本の社会全体が縮こまっていて、大胆な発想とか新しい考えを受け入れようとしなくなっています。私も「小学校や中学校でもあるまいし、正当な防御柵が施されていてもし事故が起きたらこれは自己責任ではないですか?」と言ってしまいましたが、実情を知らない第三者の発言としか捉えられなかったようです。

一事が万事こういう調子で日本社会は新しい発想を潰してしまいます。自己責任という観点が今の日本に一番かけていることではないかと思います。

by goi-51 | 2011-08-19 16:37